ASUSが公式ブログにて文教市場向けのChromebook「ASUS Chromebook CR11」および「ASUS Chromebook CR12」を発表しました。
日本での発売は未定ですが、一応まとめておきます。
ASUS Chromebook CR シリーズ 共通の特徴
今回発表された2機種はそれぞれ2つのバリエーションがあり、クラムシェルタイプとコンバーチブルタイプが用意されています。
特徴は以下の通りで、文教市場向けに最適化されている印象です。
- MIL-STD-810H準拠の耐久性
- CPU:Intel N150/ N250
- 最大16GBのメモリ(LPDDR5)と最大128GBのストレージ
- 最大1080pのウェブカメラ
- WiFi 6E (802.11ax)と4G LTEのオプション
- HDMI用ポートとUSB Type-AとUSB Type-Cがそれぞれ2つ
- 抗菌仕様のキーボード
- ブルーライト抑制スクリーン
防滴仕様のキーボードはASUS Chromebook CR12 Flipにのみ搭載されるようです。
また、コンバーチブルタイプでHDMI用ポートとUSB Type-AとUSB Type-Cがそれぞれ2つあるモデルは私の知る限りではこのモデルのみ。

ASUS Chromebook CR11
ASUS Chromebook CR11では「ASUS Chromebook CR1104CTA 」「ASUS Chromebook CR1104FTA 」という2つの型番が存在します。前者はクラムシェルタイプ、後者はコンバーチブルタイプになっています。
スペックはこんな感じです。
- スクリーン:11.6" HD
- CPU: Intel N150/ N250 Processor
- メモリ: 最大16GB
- ストレージ:最大128GB
- ポート:2 x USB 3.2 Gen 1 Type-C|2 x USB 3.2 Gen 1 Type-A |1 x HDMI 1.4b
ASUS Chromebook CR12
ASUS Chromebook CR12では「ASUS Chromebook CR1204CTA 」「ASUS Chromebook CR1204FTA 」という2つの型番が存在します。こちらも前者はクラムシェルタイプ、後者はコンバーチブルタイプになっています。
スペックはこんな感じです。
- スクリーン:12.2" WUXGA
- CPU: Intel N150/ N250 Processor
- メモリ: 最大16GB
- ストレージ:最大128GB
- ポート:2 x USB 3.2 Gen 1 Type-C® (Full-function) |2 x USB 3.2 Gen 1 Type-A |1 x HDMI 1.4b
ASUS Chromebook CR11とASUS Chromebook CR12は画面サイズが違いますが、本体サイズは共通で重さも同じです。クラムシェルタイプは1.33kgでコンバーチブルタイプは1.45 kgとなっています。また、どちらもeSIMによる4G LTE通信がオプション扱いとなっています。

ASUSがアメリカで文教市場向けのChromebook 2機種を発表 まとめ
ASUSが発表した新型Chromebookは、軽量・コンパクトなデザインと、教育に特化した機能を搭載し、学生の学習意欲を高めることが期待されます。アメリカ教育市場でのChromebookの普及は、今後ますます加速すると予想されます。
事態の推移を見守りたい。