はじめまして、Chromebookを9年以上愛用しているクロームブッカーともぞう(@tomozou3500)です。このブログではChromebookについての情報を発信しています。
今回はChromebookの購入に関する話です。
このところ断捨離でメルカリを利用しているのですが、ふとChromebookはどうだろう?と気になり見てみると、状態がよく新しい良品が多数販売されていました。
Chromebookはこれまで10台以上購入していますが全て新品。ですが、Chromebookに関しては中古でもトラブルになりにくく「それ新品じゃなくていいんじゃない?」ことに気づいた次第です。
この記事ではChromebookの購入にメルカリがアリな理由と、選ぶ際の基準、および注意点を記したいと思います。安くChromebookを手に入れたい方は必見です。
Chromebookは壊れにくく、大体の不具合はファクトリーリセットで直る
主観で申し訳ないのですが、Chromebookは壊れにくいです。今まで10年以上に渡り複数のChromebookを使い続けていますが、不具合らしい不具合に遭遇したことはありません。
稀に一時的な不具合が生じることはありますが、ChromeOSのアップデートでほどなく処理されます。
理由として考えられるのが、OSが非常にシンプルなこと。ChromeOSはGoogle Chromeブラウザに足をつけただけの感じなので、不具合を起こす可能性のある箇所やパーツが少なく、故障のリスクも少ないと思われます。
そしてフリマアプリで出品されている方はファクトリーリセットをしています。Chromebookは何かしらの不具合があったとしてもファクトリーリセットで大体直ります。
Chromebookはセットアップが簡単
Chromebookは初期設定も非常に簡単なので、ファクトリーリセットされたChromebookを購入しても5分ほどで設定は完了、すぐに自分の環境で使い始めることができます。
Chromebookは種類が少なく分かりやすい
幸か不幸か、ChromebookはWindows搭載機に比べると、機種の種類が少ないです。
そして、Chromebookはどれを使っても同じ体験ができるようGoogleが基準を厳しく設定しているため、どのChromebookを使っても使用感は大体同じです。
このため、Chromebook選びにおいて、チェックしなければならないポイントは案外少ないです。中古のChromebookでは
- サイズと形状
- CPU
- ストレージ
を見れば良く、分かりやすいです。形状というのはコンバーティブルかクラムシェルかタブレットタイプかというもの。これは商品写真をみれば分かります。
中古のChromebookを見る際に最も重要なのはCPUです。ここを見れば古いか新しいかも判別可能です。Celeron N系なら4500以上程度がマスト、それ以下のものは避けた方がよいです。
Core i3などコアシリーズの場合だと、第10世代より上というのが1つの目安です。MediaTek系なら8183C以上が最低ラインです。
メルカリでは自動更新ポリシーがとっくに切れた、非常に古いChromebookも販売されているため、注意が必要です。
自動更新ポリシーについては新しい機種に関してはあまり問題ないのですが、購入する際は調べておいた方が無難です。すべてのモデルの自動更新ポリシー有効期限は以下のページで確認することができます。
自動更新ポリシー - Chrome Enterprise and Education ヘルプ
ここに載っていない機種は、すでに自動更新ポリシーが切れている、ということです。例えば「Lenovo S330」といった機種が販売されていますが、自動更新ポリシーは切れているので避けます。
販売ページには特にそういった記載もないので、無知か悪質かのどちらかです。
参考:Chromebookで自動更新ポリシーの有効期限を確認する方法 - Chrome通信
参考:新しいChromebookでは「自動更新ポリシーの有効期限」をあまり気にしなくてもいい理由 - Chrome通信
なお、通常のPC選びの際は重要な要素であるRAMですが、Chromebookの場合はCPUのレベルに合わせたものが搭載されるので、特に気にする必要はありません。
ストレージはアプリを大量に入れたい場合は最低32GB以上、できれば64GBは欲しいところです。システムで10GB程度消費されるので、実際に使えるストレージはスペックよりも少なくなります。クラムシェルタイプで特にアプリを使わないといった場合は少なくても問題ありません。写真や動画などのデータについては、SDカードで容量を増やすことが可能です。
メルカリで買う際の注意点とデメリット
メルカリでChromebookを買う際の注意点としては、物理的な状態を確認することです。ソフト面では不具合の起こりづらいChromebookですが、当然ながら物理的な故障はあり得る話です。
買ったものが届いた際にはすぐに受け取り評価をせず、以下のポイントをチェックしましょう。
- 購入前に説明があったもの以外の傷や汚れ
- ディスプレイのドット抜け
- キーボード・タッチパッド・電源ボタンや音量ボタンの動作確認
- バッテリー
- ウェブカメラやマイク、スピーカー、ポート類の動作確認
- Wi-Fi、Bluetoothの動作確認
受け取り評価をしてしまうと取引キャンセルが出来なくなるので、まず検品をして問題ないことを確かめるのが重要です。
心配ならばコメント機能で尋ねてみてください。バッテリーの状態などは診断機能で分かることなので、きちんと調べて教えてくれるでしょう。質問を無視されるような出品者であれば避けた方が無難です。
参考:Chromebookのバッテリー劣化状況とサイクル回数を確認する方法 - Chrome通信
また、出品者のステータスもしっかりチェックしておきましょう。本人確認をしている人が安心です。
メルカリで販売中 おすすめのChromebook
それでは実際に、現時点でおすすめのChromebookをご紹介します。メルカリの販売状況は刻刻と変化するので、別ページを設けてアップしていく予定です。
Lenovo IdeaPad Flex 3i Gen8
いずれも評価の高い出品者のようです。
ASUS Chromebook CM3001
新しいタブレット型Chromebook ASUS Chromebook CM3001 が複数出品されています。送料・税込みで¥26,800は破格です。
出品者の方々も実績多数。多分すぐ売れます。CM3001とCM3000は大分違うので、ご注意ください。おすすめは上記CM3001です。
ASUS Chromebook Plus CX34
クラムシェルですが、Chromebook Plus認証取得した最新のChromebookが一点だけ販売中。狙い目です。
多分ほどなく売れると思います。
IdeaPad Duet 560 Chromebook
有機ELディスプレイ搭載のタブレットタイプ「Lenovo IdeaPad Duet 560 Chromebook」が奇跡の出品。一点のみです。状態も問題ないようです。
富士通 FMV Chromebook
少し古いですが、この価格ならアリかなという感じです。Celeron搭載機とCore i3搭載機があるので、混同しないように注意。Celeronでも問題ありませんが、Core i3の方が快適です。
他にも出品されていますが、コードがなかったり高かったりするのでおすすめしません。
Chromebookはメルカリと相性が抜群ということに気づく まとめ
実際にメルカリでChromebookを調べてみて、気を付けるところだけ分かっていれば、メルカリでChromebook探しをするのは全然ありじゃないかという結果になりました。選択肢の1つとして覚えておくと良いと思います。ただ、メルカリでの購入あくまで自己責任になりますので、その点だけご了承ください。