Chromebookのディスプレイ設定を調整することで、画面の見やすさが格段に向上し、より快適な作業環境を実現できます。
明るさの調整から文字サイズの変更、画面の拡大・縮小まで、Chromebookには様々なディスプレイ設定が用意されています。
この記事では、Chromebook初心者の方でも簡単に理解できるよう、基本的なディスプレイ設定の方法を丁寧に解説します
ディスプレイの明るさを調整する
Chromebookのディスプレイの輝度調節は
- キーボードショートカットで調整
- クイック設定パネルから調整
の2通りです。
キーボードショートカットで明るさの調整
Chromebookはキーボード最上部にディスプレイの明るさを調整するキーが配置されています。
▽はChromebookのキーボード最上段ですが、⑤の部分がディスプレイの明るさを調整するキーです。左側を押下するとディスプレイが一段階暗くなり、右側を押下すると一段階明るくなります。

クイック設定で明るさを調整
デスクトップ画面右下の時計が表示されているところをクリックすると、▽の画像のようなクイック設定パネルが表示されます。

この一番下のスライダーでディスプレイの明るさを調整することが出来ます。
ディスプレイに関する設定画面
Chromebookの設定画面では、明るさや解像度、向きの他に、夜間モードを設定することができます。スケジュールでオンオフの他、色温度を選ぶことができます。

Chromebookの画面の解像度を変更する方法
Chromebookのディスプレイは画面を拡大・縮小することができます。
画面の拡大 | Ctrl Shirt + |
画面の縮小 | Ctr Shirt - |
元に戻す | Ctr Shirt 0 |
あまり使うことはありませんが、Ctrl Shift リロードキー で画面を90℃時計回りに回転させることができます。
Chromebookを外部モニターへ接続する方法
Chromebookは他のPCと同様、外部のモニター・ディスプレイに接続して複製表示をしたり拡張表示をしたりすることが可能です。
切り替えるコマンドはCtrlとウィンドウボタン()の同時押しです
2023年4月の現段階ではChromebook本体のUSB Type-Cポートにケーブルを繋いで出力するのが主流です。
ディスプレイの配置もカスタマイズ可能で、ディスプレイをまたいでマウスのカーソルを動かす際に、本体のディスプレイの左端を出入口にすることも、右端を出入口にすることも可能です。
下の2枚の画像で言えば、左の画像は本体ディスプレイの左端を通してディスプレイをまたぎ、右の画像では右端でまたぐ設定になります。


また、本体のディスプレイ・外部ディスプレイともに解像度とディスプレイの向きを変更可能。スケジュールで起動するナイトモードも設定可能にすることも可能です。
ナイトモードは寒色・暖色のスライドバーがあり、好みの表示にすることができます。
詳しくは下記記事をご参照ください。
投稿を編集 “Chromebookを外部ディスプレイに接続する方法と使いやすくする設定を解説” ‹ Chrome通信 — WordPress
Chromebookのライトモード・ダークモード
Chromebookのライトモード・ダークモードはデフォルトでは自動切り替えになっています。
これをどちらかに固定する方法はデスクトップ画面の適当な位置にカーソルを合わせ、タッチパッドを二本指タップ(マウスの場合は右クリック)します。すると▽のようなポップアップメニューが表示されるので、「壁紙とスタイルを設定」を選択します。
下記のウィンドウが表示されるので、オレンジで囲った「テーマ」の欄を「明」にするとダークモード機能がオフになります。逆に「暗」を選択すると常時ダークモードになります。デフォルトは「自動」で、時間により切り替えてくれる方式です。
2つのウィンドウを左右に並べる画面分割
Chromebookで複数のウィンドウを左右に並べたい場合、今まではウィンドウの最大化アイコンにカーソルを合わせたり、キーボードショートカット Alt+[ を使う必要がありましたが、ChromeOS124からはウィンドウの最上部を左右にドラッグするだけで簡単に画面分割できるようになりました。
デモ動画はこちら。
少しコツがあり、ドラッグする際、画面の端ではなく画面の端をかなり超えるポイントまでドラッグすることです。画面を分割後はもう一つのウィンドウを選ぶと左右に均等に分割することができます。
より詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。