Chromebookをより快適に使いこなすためには、日々の操作の要となるマウスやタッチパッドの設定が非常に重要です。
初期設定のままでは少し使いにくいと感じる方もいるかもしれません。この記事では、Chromebookのマウスとタッチパッドに関する基本的な設定から、知っておくと便利なカスタマイズ方法まで、初心者の方にも分かりやすく解説します。
自分に合った設定を見つけて、Chromebookの操作性を格段に向上させましょう。
Chromebook マウスに関する設定
最近では「ChromeOS対応」を謳うたうマウスが販売されていますが、特に明記されていなくても、マウスは普通に使うことができます。
USBドングルの無線接続タイプやBluetoothタイプのマウスも普通に使えますし、Apple純正のマジックパッドも使うことが出来ます。かなり古いタイプのものも問題なく使用可能。
Chromebookのマウスに関する設定項目は
- アクセラレーションの有効化
- カーソル速度
- 逆スクロール
- スクロール速度
となっており、自分好みにカスタマイズすることができます。

①アクセラレーションというのは、マウスを速く動かすとポインタの速度も速くなる(動く距離が増す)という機能です。カーソル速度はそのままの意味です。
スクロールに関する項目ですが、「逆スクロール」は、マウスホイールを下に回した時にページアップ、上に回した時にページダウンする、という設定です。
制限付きスクロールは「Controlled Scrool」の翻訳ですが、誤訳のように感じます。これをオンにすると、下にあるスクロール速度が調整できるようになります。
マウスボタンをカスタマイズというのは多ボタンマウスなどでボタンに各種機能やキーの組み合わせなどを割り振る機能です。

「マウスボタンの追加または指定」とありますが、マウスを接続してボタンを押すと、ボタンが認識されてメニューに追加されていきます。
あとは右のプルダウンメニューから割り当てたい機能を選択するだけ。

上記画像は下記のマウスを接続したときの様子。

親指のところに2つのボタンがあり、手前のボタンに「コピー」、奥のボタンに「ペースト」機能を割り当てています。
カスタマイズできる項目は結構多いので、畳んでおきます。ちなみに、コピー&ペーストは、「キーの組み合わせを作成」で作成しました。
Chromebook タッチパッドの便利な機能
Chromebookのタッチパッドは優秀です。
基本的な操作方法は以下の通り。
- 2本指を上下に動かすと画面が上下にスクロール
- 2本指を 左右に動かすとページを戻る・進む
- 3本指でリンクをタップするとリンクを新しいページで開く
- 3本指でブックマークのフォルダをタップすると、中のリンクを全て開く
- 3本指でタブをタッチするとタブを閉じる
- 3本指で左右にスワイプするとChromeのタブ移動
- 4本指で上下にスワイプすると開いているウィンドウを表示
特に、3本指で左右にスワイプすることでタブ移動できる機能が非常に便利です。
カスタマイズ項目も割と充実しています。

タップによるクリックは、タッチパッドをカチッと押し込まなくても、タップでクリックになる機能です。右クリックは2本指でのタップですが、キーボード+タップでも使えるようにすることができます。
デフォルトでは、2本指で下にスワイプするとページダウン、上にスワイプするとページアップするのですが、「逆スクロール」を設定した場合は逆の動きになります。個人的にはオン推奨。慣れると断然使いやすいです。
Chromebookのマウスとタッチパッドに関する設定 まとめ
Chromebookのマウスやタッチパッドの設定を自分好みにカスタマイズすることで、日々の作業効率や快適さが大きく向上します。
この記事で紹介した基本設定や便利機能をぜひ試して、あなたのChromebookをさらに使いやすくしてください。細かい設定がよりストレスフリーなデジタルライフへと繋がるでしょう。