このブログでも何度か取り上げているMediaTekのSoC「MediaTek MT8196」ですが、これを搭載するChromebookはLenovoから登場する可能性が濃厚になりました。Chrome Uboxedが報じています。
参考:MediaTek MT8189搭載Chromebook開発中 性能向上に期待 - Chrome通信
参考:次期Chromebookに搭載予定のMediaTek MT8196、GeekbenchでIntel Core Ultra 7 を圧倒か - Chrome通信
また、この開発中のChromebookは今のところクラムシェル型となるようです。
Lenovo製と判明した根拠
MT8196搭載のChromebookはコードネーム「Navi」と「Hylia」として開発が進められていますが、Chromium Gerritに投稿されたコードに携わっている人たちがFCFCの社員であることが判明。
Chromium GerritはChromiumのソースコードの共同管理やレビューを行うためのツール
Lenovoのリリースノートによると、「LCFCは世界9カ国・35以上の製造拠点で構成されるレノボ・ネットワークの旗艦工場であり、世界126カ国に製品を出荷しています」とのことです。2011年に設立された最先端工場であり、お手本とすべき工場として世界経済フォーラムに認められた最先端の工場「グローバルライトハウス(Global Lighthouse)」にも認定されています。
FCFCはChromebookの製造も担っているようですが、今のところLenovo以外への供給はないそうです。
MediaTek MT8196搭載のChromebookはLenovoから登場する可能性が濃厚に まとめ
いずれにせよ今年の後半にはより詳細なスペックが判明することでしょう。事態の推移を見守りたい。