ChromeOSは日々進化を続け、より使いやすく、そしてパワフルなOSへと成長しています。特に数か月前からUIが刷新され、よりユーザーフレンドリーになっています。
最近はこのブログでも特に触れていなかったので、今回はChromeOSの最新機能についてまとめます。
今後は定期的に更新していく予定です。
ChromeOS UIがユーザーフレンドリーに
ChromeOSの設定画面は割とシンプルなデザインを突き通してきましたが、124辺りでUIが刷新され、よりユーザーフレンドリーなものに進化しました。
左のメニューを見るとどこに何があるのか分かりやすくなり、右の項目にはアイコンがついていて分かりやすくなっています。
ウィンドウの色が赤みがかっているのはこのときの壁紙が赤を基調としたものだったため。壁紙によりウィンドウの色が変化するMaterial Youデザインです。Androidをお使いの方にはおなじみの機能ですが、ChromeOSにおいても同様の機能が備わっています。マテリアルアイコンもAndroidと共通です。
ちなみに以前はこのような画面で、振り返って見ると少し味気ない感じです。
また、音量設定や電力設定では設定できる項目が増えています。
音量では「デバイスのサウンド」項目が3種類追加され、それぞれのタイミングで効果音を鳴らすかどうかを選択することが可能です。
特に以前はバッテリー低下時においてもひっそりとポップアップメニューが出るだけだったので、なくなるギリギリまで気づかないときも多かったのですが、通知音が来る設定にして以来そういったこともなくなりました。
また、電源設定においても「バッテリーセーバー」機能が追加。出先でバッテリーが不安になったときに役立ちそうな項目です。
非アクティブ時にディスプレイを切る項目も設定可能、さらにバッテリー持ちをよくすることが可能です。
逆に、以前はあった「アダプティブ充電」機能はひっそりと削除された模様です。就寝時に充電を開始し、朝充電を終える、といったある程度決まったタイミングで充電をするスマホと違い、あまり役に立つ機能ではなかった模様。
Chromebook 新機能の調べ方
Chromebookに追加された新機能については、調べる方法が2つあります。
- リリースノートを確認する
- Chromebookで直接確認する方法
それぞれ簡単に見ていきます。
ChromeOSのリリースノートを確認する方法
ChromeOSはほぼ毎月アップデートされるのですが、アップデート内容は公式サイトのリリースノートから確認することができます。
例えば最新のアップデートChromeOS 127では以下のような機能が追加されています。特にPDFファイルのページ削除や並び替えはかなり有用な機能です。PDFファイルはページ一覧が左に表示され、右クリックから削除を選ぶとページ削除、ドラッグアンドドロップでページの並び変更です。地元のバスの時刻表のPDFファイル、利用しない路線の情報もすべて載っている状態だったのですが、利用する可能性のある路線のページ以外は削除してかなりすっきりとしました。
ただ、リリースノートの内容は英語版のみ対応しているものや、Chromebook Plusにのみ対応しているものがある点には注意が必要です。
Chromebookで直接確認する方法
Chromebookをすでにお持ちの方なら、Chromebookの設定画面から新機能を確認することができます。
設定>ChromeOSについて>新機能を確認する、と進みます。
例えば最新のものはこのような感じです。
内容は
- Microsoft 365へ簡単にアクセス
- シェルフから複数のカレンダーを表示
- 「選択して読み上げ」でテキストを拡大表示
- カーソルのサイズや点滅速度を変更
の4本です。このうち、1と4については近日中に記事を公開しますので、少々お待ちください。
このChromebookの「新機能を確認」ページでは過去にさかのぼって閲覧することができます。
今まで見たことがない方は一度目を通しておくと新たな発見があると思います。
円熟味を増してきたChromeOSと最新機能の確認方法 まとめ
Chrome OSは常に機能を追加しており、より便利で快適なプラットフォームへと進化を続けています。本記事で紹介した機能をぜひ活用して、Chrome OSを最大限に楽しんでください。