はじめまして、Chromebookを9年以上愛用しているクロームブッカーともぞう(@tomozou3500)です。このブログではChromebookについての情報を発信しています。
ChromeOSが更新されると新たな機能が追加される場合が多々あるのですが、不思議なことにChromebook内の「新機能の紹介」ページやリリースノートにも書いていない変更が施されることがあります。
そんなChromeOS 129でこっそり追加された機能を3つ紹介します。
ChromebookにもGeminiアプリがやってきた
1つ目はシェルフに固定された状態でGeminiアプリが追加されました。

ワンクリックでアクセスできる点以外では特に目新しい点はないですが、Geminiを多用する方には便利かもしれません。
まあこの変化は必然という感じです。
他のデバイスで見たページの履歴が一覧で表示されるように
これは面白い機能で、ほかのデバイスを使用してChromeで閲覧していたページの履歴が4つまで表示されるようになりました。上記画像の下の帯の部分です。
これは「ウィンドウ表示キー」またはタッチパッドを四本指で上にスワイプしたときに表示されます。通常はバーチャルデスクを使うときや開きすぎたウィンドウの整理に使うための機能ですが、もう1つ機能が追加された感じです。
クリックするとChromeブラウザの新しいタブとして開きます。
デスクトップPCで作業していて外出し、続きを読みたいといった場面を想定しているものと思われます。
仕組みとしては同じGoogleアカウントでログインしたChromeで開いたページを表示する、といったものだと思います。ゲストモードでは使えないと思います。
デスク名を非表示にできる機能が追加
Chromebookにも複数のデスクトップを使い分けることができる機能があり、バーチャルデスクと呼ばれます。
そのバーチャルデスク名がタスクバー上に強制的に表示されていたのですが、タスクバーを右クリックすることでこれを非表示にできるようになりました。
そもそもバーチャルデスクなんて使わない、という人は非表示にしておくと良いと思います。

ChromeOS 129になってこっそり追加された機能 まとめ
何故かこういった機能をこっそりと追加しがちなChromeOS。これからも注視を続けたい。
ちなみにChromeOS129で他に追加された機能は「クリックインサートキー」に関するものや(新型SumSung Galaxy Chromebookに搭載予定)、Androidスマホに搭載されている「ライブ翻訳」、「検索キー」+「s」で選択して読み上げ機能など。
今回はそうでもないですが、次回のChromeOS130ではAndroidに既搭載の「レコーダーアプリ」が追加され、Chromebook Plusの独自機能として録画した内容のAI要約機能などが追加される予定です。初めのうちは普通のChromebookと機能面であまり差がなかったChromebook Plusですが、ここ最近のChromeOSアップデートではぞくぞくと独自機能が追加されており、差別化が進んでいます。そろそろPlus独自の機能をまとめたいと思います。