小学校4年生の息子のために「ASUS Chromebook Detachable CZ(CZ1000)」を購入しました。
特徴やスペックから「お子さんに持たせるならコレ」と言っていましたが、 実際に使ってみてますますその思いが強くなりました。
そんなASUS Chromebook Detachable CZ1の特徴や良かったところ、イマイチなところを見ていきたいと思います。
外観は期待以上 高級感のある佇まい
このデバイスはもともと文教市場、とりわけ子供向けに開発されたものです。
耐久性をとにかく高めるためにゴムバンパーで周囲を囲っているため、購入前は武骨な印象を受けましたが、実物は案外とクリーンで洗練された印象です。

カバーはファブリック感のある素材で、色合いはダークグレー、落ち着いた印象があります。これなら大人が使っていても子供っぽさやチャチなところはないと思います。


このデバイスはキーボード部分とカバーが外れます。キーボード部分はマグネット着脱式ですが、カバー部分は押し込んではめ込むタイプです。やや外しにくいのが難点ですが、ゴムバンパーが周りを覆ってくれるので、安心感はあります。
実際、ミリタリーグレードの耐久性があり、122cmからの落下耐性や60kgまでの耐重性などがあります。


買って3日目で床に置いて充電中のCZ1を小2の娘が踏んでしまうというハプニングがありましたが、ノーダメージで済みました。並みのデバイスならディスプレイが無慈悲に粉砕されていたかもしれません。
CZ1には本体収納式のスタイラスペンが内蔵されています。

息子はこのタッチペンがやけに気に入っていて、YouTubeを見るときなんかにもペンを取り出して使っています。本体に収納されている間に充電される仕組みです。
重量とサイズ感
重さを計ってみたところ、全部そろえたときは重量が約1,011g、本体だけなら497gでした。iPad並みなので、タブレットにしては重すぎる、といったこともありません。実際に持つと軽いです。
カバー単体は290g、キーボード単体は240gです。
耐久性がある分、カバーは重ためになっていますが、カバーを外すと結構薄くて軽いタブレットになり申す。
裏はディンプル加工で指紋や汚れが付きにくくなっています。


安いわりに美麗なディスプレイ
ディスプレイは光沢タイプで発色は綺麗です。ここには一切不満なし。

YouTube一覧表示のところで上下にスクロールするとややカクツキますが、動画視聴自体はスムーズです。スピーカーは普通です。
キーボードはコストカットの跡が
一方、キーボードのクオリティは価格なりです。ペチペチとした打鍵感で若干たわみもあります。

また、バックスペースキーが反分割されていて打ちにくい。

ただ、小学生くらいならあまりキーボードにこだわりはないので、これでOKです。

Google Play Storeは特に使えないアプリなし
過去記事「ChromebookとAndroidタブレットの違いを解説します - Chrome通信」でChromebookはすべてのAndroidアプリが使える訳ではない、という話を書きましたが、息子のやりたいアプリは全て使うことができました。以下リストです。
- YouTube
- マインクラフト
- Roblox
- にゃんこ大戦争
- 城とドラゴン
- ソードアートオンライン
- ワンピース バウンティ
- Netflix
- 原神
といったところは動作確認済みです。YouTubeは最初「このデバイスでは使えません」と表示されて仕方なくブラウザで使用していたようですが、いつの間にか使えるようになりました。
また、年内にChromebookを買って初期設定を行うと、2,660円のマインクラフトアプリがタダでもらえるキャンペーンが開催中です。
最近Chromebookを買った人、年内に買う予定の人は「Minecraft」アプリがタダで貰えます - Chrome通信
息子が使っていたタブレットからのアプリ移行も特に問題なし。ただ、にゃんこ大戦争だけは、引継ぎコード入力中にホーム画面に何度か戻され、少し手こずりました。




ポートはUSB Type-Cが1つで充電を賄います。充電用アダプターは付属しています。
タブレットとしても使えるタフな2-in-1 Chromebookは子供向けデバイスとして最強だった 実機レビュー 総括
息子がやりたかったことがすべて出来て良かったです。すっかりと気に入っている様子。何よりも壊れにくいところは親にとって一番ありがたい。
お子さん向けにデバイスを考えている方にはおすすめです。

※ microSDカードが使えないので、ストレージが大きなアマゾン限定モデルがおすすめです。