はじめまして、Chromebookを9年以上愛用しているクロームブッカーともぞう(@tomozou3500)です。このブログではChromebookについての情報を発信しています。
すっかり市民権を得たChromebook(クロームブック)は形状やスペックも様々で、どれを買ったらよいか迷う方も多いと思います。
また、アマゾンには5年以上前のモデルがしれっと販売されていることがあり、よく調べないとサポート期限切れの商品を高値で掴まされてしまう可能性があります。とはいえ、一つ一つ見ていくのも大変ですよね。
このページではChromebookを使い始めて10年以上のマニアが
- Chromebookの選ぶ際に押さえておきたいポイント
- 使用シーン別 おすすめのChromebook
をご紹介します。
Chromebook選びにお悩みの方、ぜひ最後までお付き合いください。
サクサク度に関わるCPUをチェック
通常のPC(WindowsやMac)と同じくChromebookでも動作の快適さ・サクサク度(処理性能)を左右するのはCPUと呼ばれる部品です。CPUは計算を担うパーツで、パソコンの頭脳にあたります。高性能なものほど計算が速い(=サクサク動作する)のですが、当然ながら価格も高くなります。
ただし、Chromebookは他のOSと比べて軽量のOSを採用しているため、同じCPUを採用したモデルであれば他のOSよりも快適に動作します。
Chromebookに搭載されるCPUは大きく分けると
- インテル製(現段階では主にN100以降のシリーズ)
- それ以外(MediaTek製SoC など)
になります。
ということで、Chromebookを選ぶ際にはまずCPUをチェックします。大事な要素なので、商品ページに必ず記載されています。
選ぶ際のポイントですが、現段階においてはとりあえず旧Core i3並みの性能でありながら安いインテル製の最新チップ「N100」を搭載しているChromebookが大半ですので、あまり気にしなくても大丈夫です。
一方、2-in-1タブレットタイプChromebookの場合は、MediaTek製チップ(SoC)が搭載されています。これらは高性能でありながら長時間駆動を実現したチップで、「Kompanio 520」がスタンダードだったのですが、やや古くなってきている点には注意が必要で、長くしっかり使うならIntel製のCPUが搭載されているモデルを選ぶのが安全です。
また、今年に入ってから「Chromebook Plus」という名称がついたモデルが発売されています。これは以前までの上位機種に相当するもので、より快適な体験をしたい方向けのモデルです。価格は高めですが、AI機能の強化など動作は非常に快適。予算に余裕があればおすすめです。
メモリ(RAM)という要素については、通常はCPUにあわせたグレードのものが採用されているため、あまり気にしなくても大丈夫です。
Androidアプリを使いたいならストレージ(保存容量)は64GB以上がおすすめ
Chromebookのストレージ容量は32GB、64GB、128GBと幅があります。機種によってストレージ容量が異なるほか、同一機種であっても「アマゾン限定モデル」等、通常の機種より容量をアップしたモデルなどが販売されています。
ChromeOS 自体およそ10GB分程度の容量があるため、実際に使える容量は記載されている容量から10GB程度引いた容量になります。Chromebookが総じてストレージ容量が小さいのは、データはクラウドに保存すればよいというコンセプトに基づいているためです。
Google Work系の作業やブラウジング・動画視聴などに使いたいという方であればストレージは32GBでも十分ですが、Androidアプリは本体に保存されるため、アプリを多数利用したい場合はストレージ 64GB以上のモデルを選ぶと安心です。
なお写真や動画、音楽などのデータはmicroSDカードや外付けのUSBメモリなどを使えば何とでもなるので気にしなくても大丈夫です
Chromebookを購入した方はGoogle Driveの容量が一年間85GB増える特典があるので、ぜひご利用ください
Chromebookを買ったら忘れずGoogle One 容量追加の特典を受け取ろう - Chrome通信
Chromebookの形状について
Chromebookの形状は
- クラムシェル
- フリップ(コンバーティブル)
- (2-in-1) タブレット
に分かれます。
クラムシェルはいわゆる「普通のノートPC」で、ディスプレイが150°程度まで開くタイプです。180°まで開くタイプもあります。フリップタイプ(コンバーチブルタイプ)はディスプレイが360°回転し、タブレットスタイルやテントスタイルなどで使用することが出来るタイプです。アプリを使うときはタブレットスタイルが便利ですし、テントスタイルにしておくと飲み物をこぼした時の故障のリスクを軽減できるといったメリットがあります。
(2-in-1) タブレットタイプはタブレット型の本体に「着脱式のキーボード」と「キックスタンド付きカバー」が付属するものです。他のタイプと比べると比較的新しいのですが、すっかり市民権を得て人気となっています。1台でノートパソコン・タブレットという2通りの使い方ができるため、2-in-1と表現されます。
どのカタチを選べばいい?
ChromebookはAndroidアプリが使えるので、コンバーチブルタイプは人気があり、各メーカーから多数のモデルが販売されています。
予算に制約がなければフリップタイプにすれば良いですが、似たスペックのクラムシェル型と比較して価格が1~2万ほど上乗せされます。
コンバーチブルタイプのモデルはタッチにも対応しているので、Androidアプリとの相性も良いです。
クラムシェルタイプの良さは低価格。また、構造がシンプルな分、バッテリー容量が多い傾向にあります。
また、フリップタイプは側面に電源ボタンとボリュームボタンがあるので、USB Type-C x2 + USB Type-A x1 という構成になりますが、クラムシェルタイプはUSB Type-C x2 + USB Type-A x2 という構成が基本になります。
ただし、クラムシェルタイプはタッチスクリーン非搭載のモデルが多く「Androidゲームをしたい」といった場合には不向きです。半面ブラウジングとメール、Googleオフィス系アプリの使用、動画視聴くらいならクラムシェルタイプで問題ないと思います。
2のフリップタイプは1の上位互換のような感じで、さほど使用感は変わらないのですが、3のタブレットタイプは使用感が大きく異なります。
2-in-1 タブレットタイプはタブレットとしての使いやすさを重視し、小型・軽量化に重きを置いています。ディスプレイサイズ11インチ以下のモデルがほとんどです。
そのためパワーは控えめで、キーボード、ディスプレイが小さめなので、じっくりと作業するには不向きですが、電子書籍リーダーや動画視聴などキーボードを使わない場面や、手の小さなお子さんにおすすめです。
また、キーボードを取り外すとタブレットになるので、Androidアプリとの相性は良いです。昔はChromebook に対応していないアプリが多かったのですが、最近では対応していないアプリを見つける方が難しいくらいです。マイクラやRoblox、原神やにゃんこ大戦争、城ドラやバウンティなど、子供に人気のアプリは漏れなく対応しています。
Chromebookに対応している子供向けアプリについてはこちらをご覧ください
【実機レビュー】ASUS Chromebook Detachable CZ1(CZ1000) タブレットとしても使えるタフな2-in-1 Chromebookは子供向けデバイスとして最強だった - Chrome通信
ゲームをしない方でも電子書籍を読む、動画を視聴するなど、エンタメ用途ならうってつけです。
ディスプレイの方式 IPSかどうかをチェック
以前は解像度の低いディスプレイを搭載するChromebookも存在していましたが、そのようなChromebookはほぼ絶滅しました。ただ、解像度がフルHDでも、最近は「IPS液晶」方式ではないモデルが復活しているので少し注意が必要です。
商品紹介ページの説明欄にIPSの文言があればIPS液晶、なければTNです。TNタイプの液晶はやや視野角が狭く、発色もIPSに比べると劣ります。ただアンチグレアで目が疲れにくいという利点もあります。
11.6インチのものは例外的に1366×768ピクセルが標準です。このサイズでフルHDだとアイコンや文字が小さくなりすぎるので、この解像度となっています。
タッチスクリーンの有無
コンバーチブルタイプとタブレットタイプのChromebookは漏れなくタッチスクリーンに対応していますが、クラムシェルタイプの場合は機種に依ります。
タッチ非対応の機種が多いので、タッチスクリーン機能を使いたい方は商品ページをよく確認する必要があります。
同じ機種でも高い方はタッチスクリーン対応、安い方は非対応といったケースもあるので注意してください。例えば富士通のFMV Chromebookは全く同じスペックでタッチ対応・非対応の2種類があって、価格差が5,000円ほどとなっています。
サイズ感と重量
Chromebookのディスプレイサイズは10.1インチから15.6インチまで様々です。
Chromebookの場合、ほぼ例外なくディスプレイの大きさと重量が比例します。Windowsでは13インチで700グラム、といったモデルもありますが、残念ながらChromebookは小さい11.6インチタイプでも1㎏程度、14インチで1.4kg程度となります。大きいのに軽い、小さいのに重いというモデルは今のところ存在していません。
また、同じサイズのChromebookでも重量にバラツキがあるため、持ち運びを考えている方は注意が必要です。「MIL-STD」といって米軍制定の耐久基準に準拠したモデルは122㎝からの落下耐性や耐圧性など頑健になっている分、少々重たくなる傾向があります。
2-in-1 タブレットタイプは例外的に軽く、単体だとiPadと同じ程度の重量です。
基本的に持ち運んで外で使う場合は、12インチのモデルが軽くて使いやすいと思います。15.6インチ程度になると持ち運びはつらい。逆に、ほとんど持ち運ぶ機会がないのであれば、大きい画面がやはり使いやすいです。
14インチはいいとこどりをしたサイズで、最も人気があります。
キーボードは英字キーボードか日本語キーボードかをチェック
Chromebookのキーボードは機種によって微妙に違いがあります。主な違いは
- 英字キーボード・日本語キーボード
- バックライトの有無
- エルゴリフトヒンジかどうか
英字キーボードでも日本語入力は問題ありませんが、配列が少し違うので注意が必要です。この辺りは普段お使いのキーボードと合わせた方が使いやすいと思います。日本で販売されているChromebookは基本的には日本語キーボードモデルがほとんどですが、まれに英字キーボードが存在します。
日本語キーボードは変換・無変換キー、半角キーがある一方、基本的には英字キーボードが前提の筐体にキーの多い日本語キーボードを詰め込んでいるので、一部のキーが小さくなったりします。
英字キーボードではキーが不自然に小さいといったころはありませんが、印字がないのでカナ入力をする方は避けた方がいいと思います。ちなみに、英字キーボードは変換・無変換キー、半角/全角切り替えキーはなく、日本語と英語の切り替えは「Ctrl+スペース」を使います。
日本語キーボードでもキーのサイズ問題を克服したモデルが富士通のFMV Chromebookです。キーボードを重視するならこれ一択です。
2つ目のポイントとしてはミッドレンジ以上のモデルではバックライトキーボードが搭載されており、暗所での作業で便利です。さらにASUS製の一部機種では「エルゴリフトヒンジ」というキーボードに最適な傾斜をつける仕組みがあります。キーボード入力がメインなら一考の価値ありです。
出入力端子(インターフェース)、付属品について
最近のChromebookはUSB Type-AとUSB Type-Cを左右に各1つずつ備えたモデルが一般的です。
中にはUSB Type-Aが1つのモデルもありますが、この辺りはハブやBluetooth接続を使えばどうにでもなるので、あまり神経質にならなくても大丈夫です。
また、最近のChromebookはUSB Type-Cで充電するものがほとんど。アダプターは付属しています。
外部ディスプレイ出力を考えている方はHDMIポートがあるかどうかもチェックしておきたいところ。一時HDMIポートはつかない機種が主流だったのですが、最近ではHDMIポート付きの機種が再び増えています。ただ、HDMIポートがなくてもUSB Type-Cで出力することができるので、必須という訳ではありません。
Chromebookを外部ディスプレイに接続する方法と使いやすくする設定を解説 - Chrome通信
また、機種によってはスタイラスペンが付属しているモデルがあります。2-in-1 タブレットタイプはキックスタンド付きのカバーとマグネット着脱式キーボードが付属しています。
ではここから、用途別におすすめのChromebookを挙げていきます。
エンタメ用ならタブレットタイプのChromebookがおすすめ
Androidのゲームや動画視聴、電子書籍リーダーなどタブレット的な用途を想定している方にはタブレットタイプのChromebookがおすすめです。
タブレットタイプのChromebookは漏れなくマグネット着脱式キーボードとキックスタンドが付属していますが、キーボードを外せばタブレットに早変わりするので、場所を選ばず手軽に使うことができます。
タブレットタイプのChromebookは人気カテゴリなのですが、現在は販売から時間が経っているもモデルが多く、現在は過渡期です。その中でもおすすめなのが2つ。1つ目はミリタリーグレードの耐久性がある「ASUS Chromebook CM3001」です。ともに122㎝からの落下テストをクリアするほどの耐久性があり、特にお子さんにおすすめのモデルです。2つ目は「Lenovo IdeaPad Duet 370」。SoCとしてSnapdragon 7c Gen2を採用したモデルです。
ASUS Chromebook Detachable CM3001
「ASUS Chromebook Detachable CM3001」はキーボード着脱式の2-in-1 Chromebookです。
10.5インチディスプレイの本体とマグネット着脱式のキーボード、キックスタンド付きカバー、本体収納式のスタイラスペンの4点セットでの販売となっています。
ディスプレイサイズは10.5インチで解像度1920×1200ドットのTFTカラー液晶/グレアタイプです。バッテリ駆動時間は約12時間と安心して使える長さです。
前身となる「Chromebook CM3000」から大幅に進化しており、CPUには「MediaTek Kompanio 520」を搭載。メモリは8GB、ストレージ128GB(アマゾンモデル)とハイスペックな2-in-1となっています。
さらに、本体収納式のスタイラスペン付き。サッとメモをとったり、子供用ならお絵描きなどで活躍します。
「ASUS Chromebook Detachable CM3001」の最大の特徴は、薄さ8.95mmながら米国軍事規格であるMIL-STD 810Hミリタリーグレード規格に準拠していて堅牢性に優れている点。子供が乱暴に扱っても安心なモデルです。その気になれば真夏のビーチやスキー場、砂漠でも使えるタフなタブレット。
本体重量も約約609gと子供でも扱いやすいモデルです。本体+キーボード+スタンドカバー装着時でも高さ19.6mm、重量は約988gと持ち運びにも便利です。
現時点で選ぶならこのモデルがおすすめとなります。
- タブレットとしても使いやすい薄型・軽量ボディ
- お子様でも大丈夫、ミリタリーグレードの耐久性
- 外出時でも安心のバッテリー持ち
- クリエイティブ用途に使えるスタイラスペン付属
Lenovo IdeaPad Duet 370 Chromebook
「Lenovo IdeaPad Duet 370 Chromebook」は10.95インチのディスプレイを搭載した2-in-1のChromebookです。
前身にあたる大ヒットモデル、Lenovo IdeaPad Duetと比べると、ディスプレイサイズがフルHDの10.1インチから2Kの10.95インチ(2000x1200ドット)へグレードアップ。
チップはMediaTek 8183CからQualcommのSnapdragon 7c Gen 2へ変更されています。パワーアップとともにバッテリ駆動時間も12時間と順当に進化。2-in-1タイプには珍しく USB 3.0 USB-Cポートが2つ用意され、充電しながら外部ディスプレイへ接続するといった使い方が可能になっています。
見た目はDuetというよりもDuet 560の小さい版といった印象。キックスタンドがかなり薄くなっているようです。
さらに、キーボードを360度回転させると本体裏とキーボードの底面がマグネットで強力に吸着。もちろんキーボードを外すことも可能ですが、サッと回転させて使うときにもしっかりとしたホールド感があるようです。
バッテリ持続時間は12時間、本体サイズは 516g。日本語キーボード。エンタメ用途としておすすめのChormebookです。
持ち運びに便利なChromebook
2-in-1 タブレットタイプはタブレットとしての使いやすさを重視しているため、10インチ台のディスプレイを搭載したものが主流です。
もう少し大きなディスプレイがいい、でも出先で使いたいので大きすぎても困る、持ち運びに便利なものが欲しい、という方のためにディスプレイサイズが12インチの最新モデル「Lenovo Google IdeaPad Flex 3i 」を紹介します。
Lenovo IdeaPad Flex 3i Chromebook
「Lenovo IdeaPad Flex 3i Chromebook」は12.2型ディスプレイを搭載したコンバーチブルタイプのChromebookです。
このモデル最大の特徴は12.2インチ(解像度1920x1200)と少し珍しいディスプレイサイズ。筐体のサイズはコンパクトに収めつつ、ディスプレイを少し大きくすることで、作業性とモバイル性の両立を図るモデルです。重量は1.25kg。
チップには最新のIntel N100を搭載しており、性能的に不足なし。メモリは4GB(LPDDR5)、ストレージはeMMCの64GB。コンバーチブルタイプでストレージが少し大きめなので、Androidアプリを多用したい方には重宝すると思います。
入出力端子はUSB3.2 Gen1 x2、USB3.2 Gen2 Type-C x1、HDMIポート、microSDカードリーダー、マイクロホンジャックを搭載。Wi-Fi 6に対応しています。
バッテリ持続時間は12時間と安心して持ち出せるモデル。
本体カラーはアビスブルー。全体的に見て「Lenovo IdeaPad Flex 3i Chromebook」は軽量で持ち運びやすいコンバーチブルChromebookです。 学生やカジュアルユーザーに最適です。
- 作業性とモバイル性を両立させる12.2インチのディスプレイ
- コンバーチブルタイプなのでAndroidアプリとの相性◎
- 高性能なプロセッサーとメモリを搭載し、マルチタスクや高負荷な作業にも対応
- 1日中安心して使用できる長時間バッテリー駆動
しっかりと作業したい方におすすめのChromebook
仕事で使いたい方や、作業性を重視する方におすすめなのが14インチ以上のディスプレイを備えたChromebookです。14インチは伝統的にChromebookの主戦場なので、各社それぞれ定期的に新商品を投入しています。
そんな14インチモデルのうち、現段階で一番のおすすめは「ASUS Chromebook CM14」です。こちらはクラムシェルタイプですが、CPUに最新のKompanio 520を搭載し、パワーと長時間駆動を両立させています。こちらのモデルの最大の特色は、キーボード・タッチパッド・パームレストの抗菌加工と防滴仕様のキーボード。飲み物を飲みながら作業したい方にイチオシのモデルです。
さらに、このモデルをコンバーチブルタイプにした「ASUS Chromebook Flip CM14」も同様におすすめです。
ASUS Chromebook Flip CM14
「ASUS Chromebook Flip CM14」は2023年5月に発売された14インチのディスプレイを搭載したコンバーチブルタイプのChromebookです。
ディスプレイはタッチ対応のグレアタイプで解像度は1920x1080ドット。
CPUにはMediaTek製8183Cの後継版のKompanio 520(MT8186)を採用。N4500と互角のパワーをもちつつも、バッテリ持続時間12.1時間のロングバッテリーを実現しています。
メモリは8GBとゆとりがあり、長く使えるモデルになっています。ストレージも64GBと十分。
コンバーチブルタイプですが、薄さはたったの18.6mm。それでいて米国国防総省の調達基準(MIL-STD-810H)に準拠したミリタリーグレードの耐久性を実現している稀有なモデルです。キーボード・タッチパッド・パームレストには抗菌加工が施され、キーボードは防滴仕様となっており、飲み物を飲みながら作業するときも安心です。
インターフェースは USB-C (3.2 Gen 2)×2、USB-A(3.2 Gen2 )×1、マイクロホンジャック、microSDカードリーダーを備え、重量は約1.56kg。バッテリ駆動時間は約12.1時間となっています。さらにスタイラスペン付き。その他、Wifi 6、Bluetooth 5.1に対応。
全体的に見てASUS Chromebook Flip CM14は高性能で機能豊富なコンバーチブルChromebookです。 学生、ビジネスユーザー、クリエイティブな作業者など、幅広い層におすすめできます。
特に14インチのコンバーチブルタイプChromebookならコレ1択です。
- タブレットモードとしても使用可能な360度回転ディスプレイ
- 高性能なプロセッサーとメモリを搭載し、マルチタスクや高負荷な作業にも対応
- 1日中安心して使用できる長時間バッテリー駆動
- 手書き入力やクリエイティブな作業にも最適なUSIスタイラスペン付属
- 飲み物をこぼしても安心な防滴キーボード
- 持ち運びでも安心、頑丈な設計
最新のAcer Chromebook CB315
また、大きな15.6インチディスプレイを搭載したChromebookも作業性を重視する方におすすめ。ディスプレイが大きいことに加え、テンキーがあるのがポイントです。このサイズのおすすめは「Acer Chromebook CB315」。Intel N100を搭載した最新のモデルです。
Acer Chromebook CB315
「Acer Chromebook CB315」は15.6インチのディスプレイを搭載したクラムシェルのChromebookです。
15.6インチの大きなディスプレイには1920×1080ドットフルHDの液晶を採用。IPSの記載がないので、TNパネルです。視野角が少し狭いというデメリットもありますが、非光沢のパネルなので長時間の作業でも目が疲れにくくなっています。
CPUに最新のIntel N100を搭載。メモリはLPDDR5の4GB、ストレージは下位のモデルでも64GBとゆとりがあります。
インターフェースはUSB 3.2 Type-CとUSB 3.2 Type-Aポートを1つずつ両側にあり、拡張性は十分です。充電もUSB Type-Cから行う仕組みです。Wifiは最新規格の6Eに対応。バッテリ持続時間は12.5時間。
薄さ20.9㎜で重量は1.68kgと15.6インチとしてはまずまず。15.6インチならではのテンキー付き。広い画面で作業メインで使いたい方におすすめです。
自動更新ポリシーは2033年まで。
- 15.6インチのノングレアディスプレイとテンキーで効率的に作業
- カジュアルに使えるスタンダードなChromebook
- 1日中安心して使用できる長時間バッテリー駆動
- USB 3.2 Type-CとUSB 3.2 Type-Aポートを両側に配置
ワンランク上のChromebookをお探しなら
Google公式の「Chromebook Plus」認証を取得したChromebookがアマゾンで既に発売されています。ワンランク上のChromebookをお探しの方におすすめです。
ASUS Chromebook plus CX34 Flip (CM3401)
「ASUS Chromebook plus CX34 Flip (CM3401)」は14インチコンバーチブルChromebookです。名前通り、今年から始まった「Chromebook plus」認証を取得しているモデルです。
ASUS Chromebook Plus CM34 FlipにはCPUによる2つのバリエーションがあります。標準モデルには「Ryzen 3 7320C」が搭載されていて価格は¥79,800、上位モデルには「Ryzen 5 7520C」が搭載されていて値段は¥95,272です。
その他はメモリ8GB、ストレージ128GBという部分も含めてすべて同じです。
気になるRyzenですが「Chromebook Plus」に認定されているということは日常のタスクで問題になることはなく、AbobeフォトショップやLumaFusion proによる動画編集が問題なく動作することが保証されています。
インターフェースはUSB3.2 (Type-C/Gen2) ×2 、USB3.2 (Type-A/Gen2) ×1、HDMIポート、マイクロホン/ヘッドホン・コンボジャック。無線LANはWi-Fi 6対応、Bluetooth 5.3です。
重量はやや重ための約1.85kg、バッテリー駆動時間は長めの14.5時間です。本体収納式のスタイラスペン付属。画像を見る限り、さっとロック解除できる指紋リーダー付きです。
ただし、ASUSお得意のMIL-STD-810H認証はないようです。こちらもアマゾンで購入すると専用バッグがついてきます。
ASUS Chromebook Plus CX34 Flipは、高性能で機能豊富なコンバーチブルChromebookです。 学生、ビジネスユーザー、カジュアルユーザーなど、幅広い層におすすめできます。
- Chromebook Plusでは唯一のコンバーチブルタイプ
- 高性能なプロセッサーとメモリを搭載し、マルチタスクや高負荷な作業にも対応
- 1日中安心して使用できる14.5時間のバッテリー駆動
- 拡張性も十分
ASUS Chromebook plus CX3402
「ASUS Chromebook plus CX3402」は14インチのディスプレイを搭載したクラムシェルタイプのChromebookです。
今年から始まった「Chromebook plus」認証を取得している高性能のChromebookです。
CPUにIntel® Core™ i3-1215Uを搭載。RAMは8GB、ストレージ128GBとゆとりのある設計。最大約9.6時間のバッテリー駆動時間を実現しています。
スタイリッシュな見た目ですが、米国国防総省の調達基準(MIL-STD-810H)に準拠した高耐久モデルで持ち運びにも安心です。
インターフェースはUSB3.2 (Type-C/Gen1) ×2、USB3.2 (Type-A/Gen1) ×2、HDMIスロットで、重量約1.46kg。Wi-Fi 6に対応しています。クラムシェルタイプですが、タッチスクリーンにも対応しています。
ASUS Chromebook Plus CX3402は高性能で機能豊富なChromebookです。 学生、ビジネスユーザー、カジュアルユーザーなど、幅広い層におすすめできます。
- 高性能なプロセッサーとメモリを搭載し、マルチタスクや高負荷な作業にも対応
- 手軽な使い方をもたらすミリタリーグレードの耐久性
- タッチスクリーン操作に対応
- 1日中安心して使用できる9.6時間バッテリー駆動
- Wi-Fi 6対応、Bluetooth 5.3、HDMIポート搭載
Lenovo IdeaPad Slim 3i Chromebook Plus Gen 8
「Lenovo IdeaPad Slim 3i Chromebook Plus Gen 8」はタッチパネル対応14.0型ディスプレイを搭載したクラムシェルタイプのChromebookです。
名前の通り、Chormebook Plusの基準を満たしたモデルでAIを活用した各種機能が利用できます。Googleフォトの消しゴムマジック機能を使えば、数回のタップで写真を編集することができます。さらに、ビデオ通話ツールは、鮮明さと明るさを自動的に強化、ノイズをキャンセルして、背景をぼかすことができ、快適なオンライン会議を可能にします。
ディスプレイの解像度は1920x1080ドット(約1,677万色ピクセル)。本体寸法は約324.4×216.2×19.3mmで、本体質量は約1.5kgと、見た目、重量などはかなり前に発売されたものをそのまま引き継いでおり、やや野暮ったい感じがあります。半面、米国国防総省のMIL-SPEC規格の10のカテゴリーと21のテストを実施。過酷な環境でも使用可能な耐久性を提供します、とのこと。これならまあ1.5㎏の重量も致し方ありません。
中身は最新でチップにはインテル® Core™ i3-N305 プロセッサを搭載。メモリは8GB(LPDDR5)、ストレージは128GB (eMMC)とここは十分です。
インターフェースはUSB 3.2 Gen 1 Type-Aが両側面に1つずつ、USB3.2 Gen2 Type-Cが1つ、フルサイズのHDMIポートを搭載。microSDカードリーダー、マイクロホンジャックを備え、Wi-Fi 6Eにも対応しています。
その他の特徴としてはスピーカーはWaves MaxxAudio®に対応、臨場感あふれるクリアなサウンドで映像や音楽の没入感を高めますとのこと。また、プライバシーシャッター付きFHD 1080p カメラ、マイクミュートキーを備え、オンライン会議などにも便利です。
バッテリ持続時間は11時間。本体カラーはストームグレー。天板はLenovo特有のツートンカラーです。
全体的に見て「IdeaPad Slim 3i Chromebook Plus Gen 8」は性能の高いクラムシェルタイプのChromebookです。 仕事や学業に役立つモデルです。
- タッチスクリーン操作に対応した14インチのディスプレイ
- 高性能なプロセッサーとメモリを搭載し、マルチタスクや高負荷な作業にも対応
- オンライン会議に便利な物理プライバシーシャッター付きのウェブカメラ、クリアで臨場感のあるWaves MaxxAudio®、マイクミュートキー搭載
Chromebook用途別のおすすめ8選 まとめ
以上、2024年6月時点でのおすすめ機種情報でした。このページの情報はこまめに更新していますので、ぜひブックマークへの登録をお願い致します。