はじめまして、Chromebookを9年以上愛用しているクロームブッカーともぞう(@tomozou3500)です。このブログではChromebookについての情報を発信しています。
Windows用にBluetoothキーボードを購入したのですが、Chromebookとの相性も意外と良かったのでご紹介。
ちなみに購入したのはBaffaloのBluetooth接続、コンパクトタイプのキーボードです。
Windowsで確認したエラー(?)ですが、接続用PINコードではなく「PINを入力してください」という画面が表示されている場合があります。その際は繋ぎたいPCのキーボードで[0000]などと入力し、接続をクリック。グレーアウトするので、その状態でキーボード側から同じPINコードを入力してEnterを押すとペアリングされます。
Windows 10/8.1/8 のPCやタブレットでBluetoothキーボードをペアリングする際、要求されるパスコードが画面に表示されない | バッファロー
なお、Bluetoothのチャネルは3つあり、デバイス3つまでペアリング可能です。Fnキーと[a][s][d]でデバイスを切り替えます。
Windows用キーボードとChromebook
Chromebookのキーボードと言えば欠かせないのが検索キー。
ChromebookではWindowsキーボードのCapsキーの位置に検索キーが配されているのですが、Windowsキーボードと接続した場合、Windowsキーボードの左下にあるWindowsキーが検索キーとして動作しました。意外です。
試していないので確証はないですが、WindowsキーのところにCommandと印字があったので、マック用キーボードだとCommandキーが検索キーとして動作する可能性があります。
ではWindowsキーボードのCapsキーはどう動作するかというと、これはそのままCaps Lockがオン/オフに。意外です。ちなみに半角/全角キーは使えませんでした。
Chromebookでは[Shift]+[検索キー]でCaps Lockがオン/オフになります
Functionキーの挙動
上記のキーボードとは別の普通のWindows用キーボードにてFunctionキーの挙動を試してみました。
F1・F2 | 戻る・進む [1] |
F3 | リロード [2] |
F4 | 全画面モード [3] |
F5 | ウィンドウモード [4] |
F6・F7 | 輝度ダウン・アップ [5] |
F8 | ミュート [6左] |
F9・F10 | 音量ダウン・アップ [6] |
F11 | 全画面モード [3] |
F12 | 開発者モード |
とF10まではChromebookの最上段の並び通りに機能することが判明。BaffaloのキーボードもFunctionキーについては上記の通り動作。

BaffaloのキーボードにはFnキーとの組み合わせによる機能があるのですが(画像の最上段/青字で印字されているところ)この内Chromebookで機能したのは
Func+F2 | ランチャー起動 |
Func+F4 | (YouTube動画などの)再生・一時停止 |
の他、輝度調整ボタン、音量ボタン、ロックボタンは印字通り機能しました。輝度調整ボタンについてはAltとの同時押しでChromebookのときと同じくバックライトキーボードの光量を調整できました。
なお、日本語キーボード版Chromebookの場合の挙動については同志の方が検証して下さっています。こちらもぜひご参考に。
Chromebookに「ThinkPadトラックポイントキーボード II」を接続してみたら結構使い勝手が良い! | 酔言(すいげん)
通常のキーボードの場合
普通のWindowsキーボードでも試したところ、「Ctrl+F4」でミラーリング・拡張機能の切り替えが、「Ctrl+F5」でスクリーンショットの撮影が出来ました。
さらに通常のWindowsキーボードにあるHOMEボタン、ENDボタン、ページアップ、ページダウン、Deleteキーは期待通りに動作。またPRTSCキーでスクリーンショット機能も使えました。
Bluetoothキーボードの使いどころは天板を閉じた状態で使っているとき。アマゾンビデオなどの動画を見るときは天板を閉じてHDMIケーブル経由でテレビに出力しているのですが(バッテリが長持ちします)、動画を検索したい時、いちいちChromebookの天板を開いてタイプするのがちょっと面倒。
大体閉じたChromebookの手前にハイボールを置いているので、開くときにうっかりこぼすトラブルが発生しがち(酔ってるので)。Bluetoothキーボードがあれば、ソファにもたれかかったまま快適に操作可能です。
Windows用のキーボードとMac用キーボードの違いに注意!
BluetoothキーボードはWindows用キーボードとマック用キーボードの2タイプが販売されていますが、Chromebookでは[Ctrl]+[スペース]により日本語・英語の切り替えを行うため*、Ctrlキーが左下隅にあるWindows用のキーボードの方が使いやすいと思います。
マック用キーボードは左下隅がFnキーになっています。
なおWindowsでも半角/全角キーを使うより[Ctrl]+[スペース]で切り替える方が、左人差し指がFキーの位置からずれないためより快適。半角/全角キーは離れた場所にあるので押すときどうしてもFキーから人差し指がずれる。
Windowsで[Ctrl]+[スペース]による言語の切り替えを設定するには、Windows IME(右下のタスクトレイの「あ」や「A」とかあるところ)を右クリック>プロパティ>詳細設定>編集操作の「変更」ボタンと進み、「CTRL+SPACE]の項目で「IME-オン/オフ」を指定します。ついでに「CTRL+SHIFT+SPACE」に「かな入力・ローマ字入力の切り替え」を設定しておけば盤石に。
マックでは[Ctrl]+[スペース]、もしくは[Command]+[スペース]で行う(と聞いた)のですが、上述の通り、Commandが[検索キー]として動作する仕様の可能性があるので、マックMac用キーボードで[Command]+[スペース]としても言語の切り替えができないかもしれません(未検証)。
そうなるとマック用キーボードでも[Ctrl]+[スペース]にて言語切り替えを行うことになると思うのですが、マック用キーボードでは左下隅から右に1つずれた位置にCtrlがあるので、微妙に押しにくい可能性も。普段からMac配列の[Ctrl]+[スペース]で切り替えに慣れている方は問題ないと思いますが、このところは購入する前によく確認したほうが良いかと思います。
まあMac使いの方でChromebookも併用する人は日本では稀だと思いますが念のため。普段Windowsを使っている人はやはりWindows用キーボードを選ぶのが吉だと思います。
ChromebookにWindowsキーボードをつないだときの挙動を調べてみた まとめ
Amazonでキーボードを選ぶときはWindows用かMac用かに気を付けて選ぶべし。左下がFnキーならそれはMac用です。¥2,000を切るBluetoothキーボードの多くはiPhone用Mac配列なのでご注意ください。
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