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いい感じ!エイサーのフラッグシップ「Acer Chromebook Spin 714」が公式サイトに登場 Chromebookでは初となる機能を多数搭載

2022年5月19日

左から見たAcer Chromebook Spin 714 1WN

はじめまして、Chromebookを9年以上愛用しているクロームブッカーともぞう(@tomozou3500)です。このブログではChromebookについての情報を発信しています。

AcerのフラッグシップChromebook「Acer Chromebook Spin 714」の2022年最新モデルが公式サイトに登場しました。

従来モデルより20%高速化したAcer Chromebook Spin 714は、第12世代Core i7搭載で処理能力が大幅に向上。最新Chromebook機能も多数搭載し、進化したパフォーマンスと利便性を兼ね備えています。

性能面以外にも新しいChromebookならではの特徴も備えているので、見ていきたいと思います。

上位モデルはWQXGA(2560 X 1600)のディスプレイを搭載

『Acer Chromebook Spin 714』は下2桁の数字通り14インチ型のディスプレイを搭載していますが、上位モデルではWQXGA(2560 X 1600)のIPSディスプレイを搭載するようです。sRGBカバー率は100%で、アスペクト比は16:10とやや縦長になっていて作業性を確保しています。

エントリーモデルはFHD(1920 x 1200)のディスプレイを採用

ChromebookはプレミアムモデルでもフルHDまでのモデルが一般的です。WQXGAディスプレイ搭載モデルは過去に全くなかった訳ではありませんが、珍しい部類に入ります。

過去のWQXGAモデルとしてはSamsung製のものなどがありますが、高解像度が仇となってバッテリ持ちに多少難があったようです。その点、今回発表されたモデルはバッテリ持続時間が公称10時間、かつ30分未満の充電で4時間使える高速充電に対応しており、この辺りの課題はクリアしています。

さらに、本モデルは低ブルーライトのTUV認定を受けており、目に優しいディスプレイになっているようです。

この画面には低ブルーライトパネルが使用されています。デフォルトモードで TÜV Rheinland 仕様に準拠した規格となります。低ブルーライト機能は、ブルーライトを最小に抑えて、目にとってより快適になるよう設計されています。

右から見たAcer Chromebook Spin 714 1WN
Acer公式サイト

Acer Chromebook Spin 714 次世代のパワーを存分に発揮

Acer Chromebook Spin 714の最上位モデルではCPUとして「第12世代 Intel® Core™ i7」を搭載。ノートPCというカテゴリ全体で見ても最高峰の性能を有するものになっています。

公式サイトによると「前の世代と比較してパフォーマンスが 20% 向上したほか、Chromebook を 1 秒未満で起動できます。」とのこと。Intel Irix Xe GPUs内蔵でどんな作業も安心です。RAMは最大16GB、ストレージは512GBまでと死角なし。

また、本モデルはIntel® Evo認定を受けており、Wifi 6の他に高速通信・急速充電に対応するThunderbolt 4を搭載しています。

さらに、高いセキュリティ性を確保するIntel vPro®仕様となっており、セキュリティについても配慮。今年に入ってからはChromebookのセキュリティ性が強化されている傾向があり、学校の次なるターゲットである企業に向けて本腰を入れ始めている印象です。

本体収納式の4096筆圧感知のUSIスタイラスペン

本体底にUSIスタイラスペンが格納されています。本体にしまうとスタイラスペンは高速充電され、15分の充電で240分使用できるとのこと。サッと取り出してすぐに使えるのは大きなアドバンテージです。

キーボードとタッチパッドもいい感じ

Chromebook-Spin-714-1WN-Chrome-keyboard

配置自体に特に変わった点はありませんが、キーがスッキリと見えていい感じです。さらにゴリラグラスを採用したタッチパッドはは抗菌加工が施されています。そして安定のバックライトキーボードで暗所での作業も問題なし。

リモートワークを快適にするFHDのウェブカメラとデュアルアレイのマイク

リモートワークを快適にする機能を重視したモデルが多い昨今ですが、Acer Chromebook Spin 714も抜かりなし。

「FHD MIPI Web カメラは、時間的ノイズリダクションテクノロジー、上向きのデュアルスピーカー、デュアルマイクアレイを備え、照明が暗くてもクリアな音声と高品質のビデオを楽しむことができます。」とのことです。時間的ノイズリダクションテクノロジーはノイズキャンセリングみたいな機能のようです。

さらにDTS® Audio と内蔵のスマートアンプによって、ひずみのない高音質サウンドと深みのある低音を出力できるとのことです。

ミリタリーグレードの耐久性

本モデルはアメリカ国防総省制定MIL規格( MIL-STD-810H )に準拠した独自テストをクリア済み。122㎝からの落下にも耐える堅牢性を保持しています。

Acer Chromebook Spin 714 まとめ

毎年「もう進化の余地はないかな」と思うのですが、いつもいい意味で予想を裏切ってくれるChromebook。なかでも今回のAcer Chromebook Spin 714WQXGAのブルーライトカットのディスプレイ、高いセキュリティ性、テレワークを快適にする機能の数々と近年のトレンドを抑えた良モデルです。

販売時期は北米で8月、価格は$749からとのこと。推移を見守りたい。

※すでにChrome Unboxでハンズオン動画が公開されています。

  • この記事を書いた人

ともぞう

つくば在住のアラフォー会社員。他に「初心者による初心者の為のウイスキーの話など。」や「OLD ROOKIE」などを運営しています。

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