はじめまして、Chromebookを9年以上愛用しているクロームブッカーともぞう(@tomozou3500)です。このブログではChromebookについての情報を発信しています。
WindowsのアプリがChromebookで動くかもしれない可能性が見えてきました。
CrossOverとは
Wikipediaによると、
CrossOverとはLinuxやmacOS、Chrome OSで使用可能なMicrosoft Windowsの互換レイヤーである。この互換レイヤーによって多くのWindows アプリケーションをLinuxやmacOS、Chrome OS上で実行できるようになる
とのこと。
Windowsアプリのインストールを可能にするCross Over
まだもう少し先の話ですが、「CrossOver」がアンドロイドアプリで動き、そのアンドロイドアプリがChromebookで動くようになる・・・後はお分かりでしょう。
問題は実現できるかどうかですがCrossOverがChromebookでも動くことが確認された模様。私もCrossOverのことは良く知らないのですが海外サイトによるとWindowsのアプリをインストール出来るようになると書いてあり実際にいろいろ動かしてみたようです。
実際の動画がこちら
Chromebook上でFirefoxを使うなんていう鬼畜プレイも可能になります。まだAndroid用CrossOverはα版で秋ごろβ版がリリースされるとのこと。この件についてはしばらく追ってみたいと思います。
なおこの機能が使えるのはCPUがインテル製のChromebookに限られるようです。現在のところ動作が確認されているのはcerR11のみ。ASUS FlipはCPUがRockchipなので対応はしない模様です(2016/7/19時点)。
Chromebookを神機にするウェブサービス
ChromebookでWindowsそのものを動かすブラウザ・デスクトップサービスがいくつか存在します。
そのサービスがこちらの3つ。
- Frame
- Paperspace
- MacinCloud
料金は月額制もしくは時間制となっています。時間制の場合はプリペイドで買った時間分使えるというもの。例えばFrameの場合、$9.99で20時間分使えます。Paperspaceの場合は月$5の固定費用と1時間当たり$.10の費用。
なんといっても処理はサービス元のサーバー上で行うのでローカルの処理能力が低くても快適に動作するのがポイントです。ローカルではほぼ不可能な64GBのRAMで作業するなんてことも可能です。FrameならiOSのアプリも動かせるようです。
MacinCloudは名前が示唆する通りmacOSがブラウザー上で使えるもの。ウィンドウズ・ユーザーでmacOSを試してみたいという人にもいいかも知れません。
また現在Macを使っているけどどうしてもウィンドウズにのみ対応しているソフトを使う機会があるなんて人にもFrameやPaperspaceは役立ちそうです。
もちろんChromebookで使うとChromebookが神マシンとなるわけです。