はじめまして、Chromebookを9年以上愛用しているクロームブッカーともぞう(@tomozou3500)です。このブログではChromebookについての情報を発信しています。
Adobe社がブラウザ上で動かすことができるウェブ版のイラストレーターとフォトショップを近日公開予定とのことです。
実現すればかなり大きなトピックですが、どこまでの機能が使えるか気になるところ。
この辺りについてはChrome Unboxedのほか、複数のメディアが報じています。
Chromebookで動作する?
ブラウザで動くので、当然Chromebookでも動作しますが、現時点ではまだファイルの閲覧、コメントの追加のほか、基本的なエディット機能に限られるそうです。
作業はCreative Cloud上で同期されるとのこと。
「基本的なエディット」ということで、どこまでできるかは現時点では不明。
使い方は「.PSD」ファイル、「.AI」ファイルをブラウザにドラッグ&ドロップすることでファイルを開くことができるようになるものと思われます。
余談ですが同社はCreative Cloud Spacesを新たに追加予定で、複数人でリアルタイム共有で同じファイル上で作業できるようになるようです。Google Docsのようなイメージです。時流に合ったアップデートですね。
イラレファイルの確認や編集には現状Linux版Gimpを使う方法もありますが、当然この方法ではCreative Cloudと同期はされず、あくまで緊急時の対応に使える程度。
イラストレーターやフォトショを本職で使っている方にとっては、ファイルの確認とコメントの付与が出先でできるようになると、ウェブ版のものもそれなりに使いどころがありそうです。サービスが本格始動するまでまだ時間がかかりそうなので、推移を注視したい。
ソース:Chrome Unboxed
代替アプリ 「InkScape」を使う方法
現状ではイラストレーターは使えませんが、ChromebookではLinuxアプリの代替アプリ「InkScape」を使うことが可能です。
Linuxアプリを使うための設定は以下の記事にまとめてありますので、興味のある方はぜひご覧ください。
ChromebookでLinuxを使う方法① ターミナルでアプリをインストールする手順 - Chrome通信
ChromebookでLinuxを使う方法② GUIを使ってLinuxアプリをインストールする手順 - Chrome通信