Chromebookの自動更新ポリシーが8年から10年へと延長されることが発表されました。
自動更新ポリシーは平たく言うとChromebookが最新版へアップデートされるというもので、自動更新ポリシーの有効期限が事実上のサポート期間を指しています。この期限が過ぎた後も普通に使えるのですが、最新機能は使えず技術的なサポートもしない、というものです。
ただ、10年に延長されるといっても、現行のモデル全てが対象となる訳ではありません。
下記記事にあるように新しいモデルについてはあまり気にする必要はないのですが、10年の延長の対象となるChromebookの条件を記します。
参考記事:新しいChromebookでは「自動更新ポリシーの有効期限」をあまり気にしなくてもいい理由 - Chrome通信
自動更新ポリシーの有効期限が10年に延長されるChromebook
結論から言うと2021年以降発売されたモデルで自動更新ポリシーが10年に延長されます。
現状では自動更新ポリシーを確認しても8年のままですが、2024年から表示が10年に変わるようです。
この点で言えば「Lenovo IdeaPad Duet Chromebook」は2020年の発売なのでサポート期間は8年です。

ただ、いくらサポート期間内とは言え、2028年ごろにはもう性能的に苦しいことは必須。たぶん快適に使えなくなっていると思います。これが2030年まで延命されたとして、全く恩恵があるとは思えません。
ASUS Chromebook CZ1は2021年の発売なので2031年までのサポート期間となりそうですが、これも間違いなく性能的に苦しくなっているはずです。
この辺りが「新しいChromebookでは「自動更新ポリシーの有効期限」をあまり気にしなくてもいい理由」ということになります。
ただ、プレミアムモデルに限って言えば、10年先でも快適に使えている可能性があるので、かろうじて恩恵があるのかも知れません。
Chromebook自動更新ポリシーの有効期限が10年に延長 まとめ
結論としては2021年以降発売のモデルは自動更新ポリシーの有効期限が8年から10年へと延長されます。ただしその恩恵があるのは一部のプレミアムモデルに限られています。