やらかしました。Chromebookに水(ハイボール)バシャー。
電源が入らなくなったので分解清掃してみたら何故か治った、というお話です。
Chromebookのキーボードに水をこぼしてしまった!
「Acer Chromebook CB-111」というChromebookを愛用していますが、自室でくつろいでいるときはこんな感じで
何か飲むときはChromebookの左に水を置いているんですが、手元がくるってコップガタン。そして水バシャー。幸いChromebookは閉じていた状態でしたが、結構盛大にかかってしまいました。
むしろ隣に置いていたiPhoneはもう致命的なくらい水がかかってましたが、真っ先に気になったのがChromebook。こういう時に本性ってでるんやね。
取り敢えずタオルで拭いて蓋を開け、裏返して本体をシャカシャカ。焦っていたため「Chromebookは蓋を開けると起動する」ことをすっかり失念。濡れているのに通電させるという痛恨のミスを犯すことに。
ですが、その時は普通にChromebookが起動したので、ほっとして電源キーを長押しで電源を切り、そのままタオルのうえに裏返した状態で一晩そっとしておきました。
我がChromebook、暁に死す
話の流れから予想出来る通り、今朝Chromebookを開けたところ、無反応。
いつもなら開けた瞬間インジケーターランプが点灯しますが、無点灯。バッテリー切れの可能性に懸けて、電源プラグに繋ぐもインジケーターランプに変化なし。無慈悲。
Chromebookは近いうちに買い替えるつもりではありますが、このChromebookもまだまだ元気で、新しいものに買い替えたら息子に譲ろう(小3になったタイミングで譲りたい)と思っていたのでショック。このままではどうしようもないので、ダメ元で分解してみることにしました。
Chromebook あっさり開く
底面を見るとねじが12個。普通のPCは保証シールに隠れたネジがあったりしますが、私のChromebookにそれはなし。ねじを外して側面の部分を開こうとすると、本体に隙間が出来ました。通常はそこにドライバーなどを差し込んでこじって外していくのですが、正面の部分が少し硬い。
無理やり開けようとするとラッチが壊れると思ったので、「南無三!」と叫んで強めに引っ張ったら開きました。ラッチは無事でした。
そのままマイナスドライバーでこじりながらパキパキと外していくと、意外とあっさり開きました。
普通のノートPCであれば開封動画などを見て手順やラッチの位置を確認するのですが、Chromebookを開封している動画は望み薄だったので何も見ずにやりました。
気になるChromebookの中身は
Chromebookの中を見るのは初めてです。
バッテリー(△写真2枚目手前の黒いもの)に水が数滴かかってました。あと底の部分にほんのわずかですが、水が付いていたので、それも拭きとりました。取り敢えず一回戻したものの、死んだまま。
「ダメだこりゃ」と呟いたのですが、何故かもう一度開けてバッテリーを取り外してみました。取り敢えずネジ2本で止まっているのでネジを外し持ち上げてみる。
バッテリーの側面にも水が付着していたので拭く。ついでにコネクタを外してバッテリーを取り外して裏も点検しましたが、裏は問題なし。
Chromebookの中身
Chromebookを開けて思ったのですが、バッテリーがホントに薄く軽い。薄さおよそ5㎜。バッテリーは左1/4ほどがプラスチック製のダミーでした。テープとコネクタだけで接続されているので簡単に取り外せました。いつかバッテリーが死んでも簡単に交換できそうです。また、Chromebookは構造がホントにシンプル。これは安く作れる訳ですわ。今回のようなミスをしない限り長く使えそうです。内部はファンがないためホコリもなくキレイでした。
Chromebook、奇跡の蘇生!
清掃後、再び組み立てなおしたら何故か蘇生。バッテリーに水が付いていたのが原因とはとても思えないのですが、取り敢えず電源がついて歓喜。いや~よかったよかった助かった。次は水こぼしても大丈夫なモデルにしようかな・・