はじめまして、Chromebookを9年以上愛用しているクロームブッカーともぞう(@tomozou3500)です。このブログではChromebookについての情報を発信しています。
まだ開発者モード限定ですが、Chromebookのウィンドウにピンアイコンが追加され、特定のウィンドウを常に最前面に表示できるようになりました。
この機能を使えば、作業中のウィンドウを常に画面上に表示し、他のウィンドウに邪魔されることなく集中して作業することができます。
本記事では、この便利な機能の使い方や設定方法、注意点などを詳しく解説します。
ピンアイコンの追加手順
この機能を使うには実験的機能「Float current active window」を有効化する必要があります。まずブラウザに「chrome://flags」と打ち込んで実験的機能の一覧を表示します。
上部の検索ウィンドウに「#cross-labs」と打ち込むと、目的の機能である「CrOS Labs:Float current active window」が表示されます。
Defaultボタンをクリックするとプルダウンメニューが表示されます。そこでEnableを選択し、右下のRESTARTボタンをクリックします。
これで設定は完了です。
実際に前面固定表示を使用した様子
前面固定表示機能を有効化したのち、Google Meetアプリを起動してピンアイコンをクリックし、Google Playストアアプリを開いてみました。
▼の状態でGoogle Playストアのウィンドウのをクリックしても、Google Meetの画面は背面に隠れず、前面に固定表示されます。
もう一度ピンアイコンをクリックすると前面固定表示は解除されて元に戻ります。またこの状態でGoogle Playストアのピンアイコンをクリックすると、今度はGoogle Playストアが最前面に固定表示されます。
ただ、現在のところ、ピンアイコンをクリックしてもアイコンの表示は変化せず、固定表示されているかどうかイマイチ分かりづらい。正式リリースまでには改善されると思いたい。
Chromebookウィンドウの前面固定表示機能の便利な使い道
Chromebookの前面固定表示機能は、様々な場面で役立ちます。以下に、その例をいくつかご紹介します。
オンライン会議に集中する
オンライン会議中に、会議画面を常に最前面に表示することで、参加者やチャットを見逃さずに済みます。また、メモアプリやブラウザを前面固定表示することで、会議中に必要な情報をすぐに確認することができます。
2つの作業を同時に行う
前面固定表示機能を使用して、2つのウィンドウを同時に表示することで、2つの作業を同時に行うことができます。例えば、レポートを作成しながら、資料を調べたり、チャットをしたりすることができます。
プログラミングを快適にする
プログラミングをしている場合は、コードエディタとデバッガーを前面固定表示することで、効率的に作業することができます。また、マニュアルやドキュメントを別のウィンドウで前面固定表示することで、コードエディタと資料を切り替えることなく作業することができます。
その他、ツイッターなどを固定で前面表示しておきたい、といったシチュエーションで役に立つかも知れません。
前面固定表示機能の注意点としてはバッテリー消費が増加する可能性がある、特定のアプリとの互換性がない可能性があるといったところです。これらの点に注意した上で、状況に応じて使い分けることをおすすめします。
Chromebookウィンドウの前面固定表示機能を解説 まとめ
Chromebookのウィンドウ前面固定機能は、マルチタスクを極めるための強力なツールです。
この機能をマスターすれば、作業効率が飛躍的に向上し、ストレスフリーな Chromebook ライフを実現できます。
ぜひ、この記事を参考にオリジナル使用方法を見つけて快適な Chromebook 体験をお楽しみください!