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Chromebookで多ボタンマウスを最大限活用!コマンドの割り当て方法を徹底解説

2024年1月17日

Chromebookで多ボタンマウスにコマンドを割り当てることができるようになりました

はじめまして、Chromebookを9年以上愛用しているクロームブッカーともぞう(@tomozou3500)です。このブログではChromebookについての情報を発信しています。

フラッグを有効にする必要はありますが、ChormeOS 120で多ボタンマウスにコマンドを割り当てられるようになりました。

既定のメニューのほかに、Ctrl+任意のキー、Shift+任意のキーなども割り当てることができるので、マウスのボタンでスクリーンショットをとったり、コピー・ペーストができるようになります。

  • 多ボタンマウスにCtrl/Shiftキーとのショートカット割り当てが可能に
  • スクリーンショット、コピー・ペーストなど、様々な操作をボタンで実行可能
  • キーボードショートカットと組み合わせてさらに便利に

多ボタンマウス カスタマイズのフラッグを有効化

Chromebookには実験機能として提供されている機能があり、今回の機能もまだその段階です。これを使うにはChromebookのChromeブラウザに「chrome://flags」と入力し、検索窓で「Enable peripheral customization」と打ち込んで探します。探したら[]を[]へと変更し、右下のリスタートボタンをクリックします。

ChromeOSの実験機能「Enable peripheral customization」

多ボタンマウスのカスタマイズ

ざっくりとした流れは以下の通り

  • 設定 > デバイス > マウス > マウスボタンのカスタマイズ
  • マウスボタンを選択
  • ショートカットキーまたはアクションを選択

Chrome OSの設定を開く

Chrome OSの設定を開きます。

左のメニューからデバイスをクリック>マウスをクリック

Chromebookの設定>デバイス>マウスと辿る

マウスボタンをカスタマイズをクリック

マウスの下の方に「マウスボタンをカスタマイズ」とあるので、クリックします。

Chromebookでマウスボタンをカスタマイズ

最初は何も表示されていませんが、ここでマウスのボタンを押下するとボタンが登録されます。押したものから登録されていくので、適当に押さず、順序良く押していった方がよいです。

Chromebookでマウスボタンをカスタマイズ

試したのは左サイドに2つのボタンがあるマウスです。

無事にボタンは登録されました。

ボタンのカスタマイズ で設定できる項目

[既定]と表示されているプルダウンメニューをクリックすると、このようにメニューが表示されます。

Chromebookでマウスボタンをカスタマイズ メニュー

設定項目は

  • 音量のオン / オフ
  • マイクのオン /オフ
  • メディアの再生 /一時停止
  • 概要
  • スクリーンショット
  • 前のページ
  • 次のページ
  • 絵文字選択ツール
  • 高コントラストのオン /オフ
  • 拡大鏡のオン /オフ
  • 音声入力のオン /オフ
  • 中ボタンをクリック
  • キーの組み合わせ
  • 無効にする

と豊富です。

ちなみに4番の「概要」というのはウィンドウビューで、開いている全ウィンドウを一覧表示する機能です。

そして目玉は13番の「キーの組み合わせ」。ここで例えば「ctrlキー」を押しながら「c」キーを押すとそのように記録されます。その他、ctrl+vでペースト、ctrl+nで新しいタブを開く、など好きなキーの組み合わせを登録することができます。

Chromebookでマウスボタンをカスタマイズ メニュー コピー&ペースト

Chromebookのキーボードショートカットについては▽関連記事をご覧ください。

Chromebookで多ボタンマウスにコマンドを割り当てることができるように まとめ

Chromebookで多ボタンマウスを使用すると、作業効率を大幅に向上させることができます。これは個人的に待望だった機能で、ようやく搭載されました。使いこなすとかなり便利な機能だと思います。多ボタンマウスもそんなに高いものばかりではないので、1つあると便利です。

特にLogicool製はUnifyingドングル1つでキーボードなど複数のデバイスを接続できるため、USB Type-Aスロットが限られている機種では特に重宝します。おすすめです。

  • この記事を書いた人

ともぞう

つくば在住のアラフォー会社員。他に「初心者による初心者の為のウイスキーの話など。」や「OLD ROOKIE」などを運営しています。

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