フラッグを有効にする必要はありますが、ChormeOS 120で多ボタンマウスにコマンドを割り当てられるようになりました。
既定のメニューのほかに、Ctrl+任意のキー、Shift+任意のキーなども割り当てることができるので、マウスのボタンでスクリーンショットをとったり、コピー・ペーストができるようになります。
多ボタンマウス カスタマイズのフラッグを有効化
Chromebookには実験機能として提供されている機能があり、今回の機能もまだその段階です。これを使うにはChromebookのChromeブラウザに「chrome://flags」と入力し、検索窓で「Enable peripheral customization」と打ち込んで探します。探したら[]を[]へと変更し、右下のリスタートボタンをクリックします。
多ボタンマウスのカスタマイズ
Chrome OSの設定を開きます。
左のメニューからデバイスをクリック>マウスをクリック
マウスの下の方に「マウスボタンをカスタマイズ」とあるので、クリックします。
最初は何も表示されていませんが、ここでマウスのボタンを押下するとボタンが登録されます。押したものから登録されていくので、適当に押さず、順序良く押していった方がよいです。
試したのは左サイドに2つのボタンがあるマウスです。
無事にボタンは登録されました。
ボタンのカスタマイズ で設定できる項目
[既定]と表示されているプルダウンメニューをクリックすると、このようにメニューが表示されます。
設定項目は
- 音量のオン / オフ
- マイクのオン /オフ
- メディアの再生 /一時停止
- 概要
- スクリーンショット
- 前のページ
- 次のページ
- 絵文字選択ツール
- 高コントラストのオン /オフ
- 拡大鏡のオン /オフ
- 音声入力のオン /オフ
- 中ボタンをクリック
- キーの組み合わせ
- 無効にする
と豊富です。
ちなみに4番の「概要」というのはウィンドウビューで、開いている全ウィンドウを一覧表示する機能です。
そして目玉は13番の「キーの組み合わせ」。ここで例えば「Ctrlキー」を押しながら「c」キーを押すとそのように記録されます。その他、Ctrl+vでペースト、Ctrl+nで新しいタブを開く、など好きなキーの組み合わせを登録することができます。
Chromebookのキーボードショートカットについては▽関連記事をご覧ください。
Chromebookのキーボードショートカット 24選 - Chrome通信
Chromebookで多ボタンマウスにコマンドを割り当てることができるように まとめ
これは個人的に待望だった機能で、ようやく搭載されました。使いこなすとかなり便利な機能だと思います。多ボタンマウスもそんなに高いものばかりではないので、1つあると便利です。
特にLogicool製はUnifyingドングル1つでキーボードなど複数のデバイスを接続できるため、USB Type-Aスロットが限られている機種では特に重宝します。おすすめです。