「アマゾンプライムビデオ」や「Netflix」などの動画サブスクや、無料動画サービス「Tver」「Abema TV」「Gyao」などが登場し、Chromebookを動画プレイヤーとして使う機会が増えた。
HDMIケーブルでChromebookをTVに繋げばさらに快適に動画サービスを楽しめる。そんなChromebookと動画サービスの相性の良さを語りたい。
サブスク動画視聴とChromebookの相性は抜群
非力なイメージがあるChromebookですが、動画視聴くらいなら全くストレスなく使用出来ます。遅延やカクツキなども一切なし。それくらいのパワーは十分備えています。
もしカクつきや遅延が起こる場合は、Chromebookではなく家庭内の無線LANに問題があります。
また、過去はChromebookに対応していないサービスもちらほらあったのですが、今はほぼないです。私の知る限り、Chromebookに対応していないのは「WowWowオンデマンド」だけです。
NetFlixなど海外サービスは昔から対応していましたが、GyaoやDMM動画、dTVなど日系動画サービスは、現在はサポートが終了している「Windows Silver Light」などを使っていて対応していないケースもありました。こうした問題は現時点では解消済みです。
ファンレスのChromebookは動作音が皆無
省電力性に優れるCPUが採用されるエントリーレベルのChromebookはファンレスで駆動音がありません。動画視聴中はこれが意外と大きいです。
視聴中は動作音がない方がいいに決まっています。ファンがガーッと回ったりすると興ざめですからね。Chromebookを使い出してからはむしろPS3のファンの音が気になるようになってしまいました…
Chromebookはファンレスでも底がほんのり温まる程度なので、熱暴走の心配はありません。
バッテリー持ちが良い
Chromebookのバッテリ持ちは比較的長めです。公称のバッテリ持続時間約8.5時間の標準的なChromebookでも、6時間程度は連続して動画を視聴することが可能です。6時間も動画を見続けるなんていうこともあまりないので十分でしょう。リビングに持って行ってTVに繋いで映画を見る時などわざわざアダプターを持っていく必要がないのでありがたし。
新幹線や飛行機での長距離移動中に映画を見るなどの用途でも活躍します。
現在(2020年)はバッテリー持続時間もますます長くなっている傾向にあります。動画連続再生10時間程度なら問題なさそうです。
さらにディスプレイを閉じてテレビや外部ディスプレイに繋いで視聴している場合、液晶画面やスピーカーの出力が不要になるためさらにバッテリー持ちがよくなり、15時間くらいは平気です。
画面を閉じて使うことが多い場合は、安いBluetoothキーボードを用意しておくと便利です。
サブスク動画視聴用途ではChromebookが最強な2つの理由 総括
ネット動画プレイヤーとしても最高のChromebook。今のところAmazonプライムビデオのほかにNetflix、U-Next、Tver、AbemaTV、Gyao、DAZNなどで動作を確認しています。
また、Chromebookで動画を楽しみたい場合は、バッテリ持続時間が長くIPS液晶方式のモデルがおすすめです。
例えば▽のモデル(Acer Chromebook Spin 311)はバッテリ持続時間が15時間、さらに画面が回転してタブレットスタイルやテントスタイルでも楽しめるので、動画視聴との相性は抜群です。ぜひ一度チェックしてみてください。
また、キーボードが取り外し可能なモデルもおすすめ。特に▽のモデル(Lenovo IdeaPad Duet 560 Chromebook)は有機ELディスプレイと4基のスピーカー搭載で、動画視聴には最高のモデルです。